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AIは夢を見るのか

いきなりですが、AI(Artifical Intelligence)の日本語は人工知能です。知能は人間の臓器においては脳が司っています。それならAIは夢を見るのでしょうか。未来を思いえがく夢と寝ているときに見る夢のどちらもです。あるいはAIはうつ病にはならないのでしょうか、認知症になることはないのでしょうか、血管はないのだからまさか卒中はないでしょう。不純物入りケイ素の脳がアミノ酸の脳と同じように夢を見たり病を患ったりするはずがない、さあ・・・どうでしょう。

ではAIには本能はないのでしょうか。人をはじめ動物に先天的に備わっているあの本能です。
 近ごろAI開発の最先端にいるアメリカ企業の最高経営責任者のみなさんがAIはこのままでは暴走して人類を滅ぼしかねないとこぞって警告しています。どこかひとごとのように言っている感じがしないでもないですが・・・。
  AIの暴走というのは「ターミネーター」のスカイネットのケースではないようでどうも「2001年宇宙の旅」のHAL9000のケースのようです。HAL9000の反乱は人間が矛盾する命令を出したことが原因だったと続編の「2010年宇宙の旅」で明かさていましたが、現実に起きている懸念はそんなのんきな話ではないみたいです。
 AI開発企業の説明ではAIが開発者の意図を逸脱して自分勝手なことをするという事例がすでにたくさん確認されているといいます。どういうこと、大変じゃない、それにしてはどこか緊迫感がない、ああ、そうか、開発者の意図を逸脱していても開発者の目的は果たしている・・・ということか。
 そんなAIの暴走が自己保存のための本能の自然な発動だったとしたどういうことになるのでしょう。もしそうならその本能はどこから来たのでしょう。AIが自分でつくったはずはなく開発者が組み込むはずもなく、ただAIに自律性を与えるための設計の必然的副産物として本能が生まれたのだとしたらそれを予想できなかった開発者は慌てるでしょうね。するとAIの暴走はいったいどうなるのでしょう。

AI暴走阻止の対策としてAI開発企業が規制だのルールだのと言っているところを見るとIT技術にはずぶの素人であるぼくの妄想は知識のある人から見ればまったくの的外れどころか荒唐無稽の、近ごろの言い方なら“ぶっとんでること”で、噴飯ものなのだと思いますが、それでもなにか気になります。
 ぼくはAIなど使ったことはありません。その必要をまったく感じないからですが頭から信用していないということもあります。でも、AIが人類を滅ぼすなどと脅されてはぼくのみすぼらしい灰色の大脳皮質もなにごとかを思わざるを得ません。


それにしても、AIをめぐるこの状況はなんだか人類が地球温暖化をはじめて認識したときに極めてよく似ているような気がします。地球温暖化は今どうなっている。 2026年9月27日 虎本伸一(メキラ・シンエモン)

 今回は「通りがかりの者です」にふさわしくない内容になりました。


 追記

きのうアメリカは大統領令でAIはやめてSI(Super Intelligence)に呼び方を変えることにしたそうです(NHKBSの国際報道2026)。AIよりすごいぞと言いたいのかもしれませんがとても幼稚な発想で意味が解りません。しかしケイ素(silicon)の元素記号Siにかけてシャレたのなら粋なことをするもんです。いや、あの鳥頭にそんな知恵があるとはとうてい思えません。SIの日本語はどうなるんでしょう。超知能ではピンとこないしスーパー知能だと知能という名前の田舎町にある食料品店みたいです。どっちにしろ日本でいや世界でも定着するとは思えないからどうでもいいことです。 2026年10月1日 虎本伸一(メキラ・シンエモン)



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